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細田守監督最新作

今、金曜ロードショーで立て続けに作品が放送されて広く告知もされている細田守監督の最新作「バケモノの子」を見てきました。

細田守監督は「サマーウォーズ」が大好きで学生の時に何度も見て、「いつかこういう未来が来るし、こういう危機も来て、こういうヒーローも現れるはずだ」と興奮していた記憶があります。

その細田守監督の最新作とあり公開2日目にして劇場に見に行きました。

ど真ん中の夏休み映画

作品の中のどの描写がどうだとかいう評論は、映画評論家さん達にお任せするとして自分が言いたいのはこの一言。

夏休みにオススメ

これに尽きる。

作品の中では「ヒトの持つの心の闇」がキーとなる要素となる部分がありますが、それって誰もが皆、抱えているもの。主人公の蓮/九太は幼くして負うこととなってしまった「闇」乗り越えるべく「強くなる」ため修行に励み成長していきます。

その姿は決して悲観的なものではなく、ひたむきで前向きなものです。

これがこの作品いいところで、主人公に限らずすべての登場人物がから

困難はあるけれど、前向きに取り組み解決する

そんな意味を感じ取りました。一人だけその「闇」を露わにしてしまう登場人物がいますが、それはストーリー上のカギでもあります。

ぴったりのキャスト

日本で公開されるアニメ・吹替え映画作品って、時にテレビ局・広告会社ががっちり組んで、バッチリ宣伝する代わりに声優としては不慣れなその時旬の若手の俳優・女優を起用して熱い映画ファン中で炎上するというのを見かけますが、本作では特段の違和感なく世界観にマッチしていました。

その中でもヒロイン「楓」役の広瀬すずさんの演技が素晴らしかった。

役柄としては人間界の普通の高校生の女の子といったところ。進学校で成績は優秀ながらも「親の望むようにやっているだけなのでは?」「でも、これからは自分の人生を!」という女子高生の心の揺らぎに見事マッチしているようでした。

広瀬すずさんの出ている公開中の映画「海街diary」も見たくなりました。

超緻密・渋谷の街の再現度

劇場パンフレットにも詳しく書かれていたのですが、本作品は渋谷の街が舞台となります。

人間界とバケモノの世界それぞれがパラレルワールドとして位置しており、渋谷の街にリンクしてバケモノの世界が描かれています。

また、作品中での人間界のでの渋谷の街並みの描写が超緻密に描かれています。

映画作品なのに見ていて、出てくるシーンを見ては「あ、この前ここ行った」なんて思ってしまうほどでした。

ちなみに、劇場パンフレットが720円というパンフレットの中では「低い方」の価格帯にも関わらず情報量が多く、読みごたえのあるものとなっています。関わったクリエーターの方々のインタビューのほか、出演声優陣のコメントも役柄によっての省略などが少なくかなりびっしり文字が入っており、作品の舞台の位置関係も紹介されていて充実しています。

そしてミスチル

そして最後のエンディングは「ミスチル」です。Mr.Children

曲は"Starting Over"

歌詞を載せるのは控えます。

エンディングのスタッフロールでフルで曲がかかります。

そこで歌詞を堪能して欲しいのです。

人それぞれが抱えている"モンスター"

虚栄心かもしれないし、恐怖心、もしかして自尊心かもしれない。

肥大したそれを仕留めた時、新たな何かが始まる

曲中で"モンスター"と表現されているもの、それは「バケモノの子」の作品の中で描かれていた「ヒトの心の中の闇」に通じるものを感じます。

心の中の闇にどう向き合うか。

そんなことを感じました。

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